sacraブランド

平成16年9月30日
とってもあたたかい励ましの掲示板書き込みをいただきました。

上條さんは美容師さんなら誰もが知る、美容師さん達の憧れのシザーケースブランド「sacra」を展開されています。
この日は、みふね酢中野商店さんにひっついて仲間4人のお食事会にご一緒させていただいたのですが、
皆さんとても前向きパワフルしなやかでとても楽しい!!夕食会でした。
そのおひとりがとても嬉しい日記を書いてくださった上條さん。
前日に中野さんとお話をしていまして上條さんの人生物語をお聞きし、ぜひ翌日のうまいものたべよう会に同席させてとお願いしたのです。
本当に楽しかった。食事をしたお店「赤いトタン屋根の猫」の料理にも感激。
次回は「スペアリブのMOMO」に皆さんでまいりましょう。 (ちなみに赤いトタン屋根の猫は、MOMOマスターフィフティさんからのご推薦でした。
最初の予定会場はMOMOでしたが定休日!そこでマスターに良いお店を紹介していただいたのです)

sacraホームページ
http://www.sacra-jp.com/

以下保存させていただきます。

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お疲れ様でした
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by 上條
at 9月30日(木)14時20分
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奥野さん

先日はお疲れ様でした。たのしかったです。
また、たくさんのお土産を頂きまして、ありがとうございました。
さっそく食べ、その感想として自分の日記に更新してしまったので、
訂正が必要な問題がないかどうかを以下を確認いただきたいのですが・・

とにかく、感動しました。
マジ、うまかったっす。
また、旨いもの食べに行きましょう!


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初めて出会った納豆職人さんから頂いた納豆を食べた。
この方、奥野食品株式会社 代表 奥野さん
ニコニコと温かそうな方。

この奥野さんが作る納豆は、そこらで買う物とは比較にならない程の価値がある。
一番現実的な差といえば、価格。これが初めて聞く人には高い。
一番お値打ちな物でも(東京納豆を除く)、石笛(いわぶえ)という特殊な音楽を聴き、育った
伊勢小粒丸大豆の納豆が2個パックセットで163円から、素材からはもちろん、それ以上に
こだわりぬいた一番高い物だと1個1600円!
だが、当然、単純に高いだけでも、訳でももちろんない。
美味い。
びっくりした。
中でも感動したのが、「伊勢ひじき納豆」1個242円
まずは、匂いチェック。
これは僕の悪い癖で、食べ物、食器、グラス等、口に含む物は必ずその前に匂いを嗅いでしまう 。
なぜと聞かれても、食べる物を本能的にチェックしているだけの気がする。
自分では気にしていないので、生活習慣の癖ですね。癖。
一般的に市販されている、発泡トレーに入った納豆はツンとしたアンモニア臭が漂う。
ちょっとした高級志向納豆だと随分解消されているが、ひどい物などが多い。納豆嫌いの人がいて当たり前だ。
奥野さんところの納豆は全く感じさせない。
練るほどに活性が上るナットウキナーゼ君の粘り気は半端じゃない。練り続ける手が、徐々に増す重さに疲れてくるほど。
ちょっとした裏技で、練る際に、納豆に砂糖を一つまみ入れると美味しくなると言われるが、 これは糖質が納豆菌の活性を高める反応で、
それすらも必要としない素材だけの力強さがありありと分かる。これが元気の基となる。
僕は個人的好みで、ふわっふわにして食べるのが大好きだから、全卵を使用する。
普段は色々な物を入れて食べるのだが、せっかく頂いた素敵な納豆なのでシンプルにいってみた。
手に付いたカラシとタレを舐めてみた。ヤバイ。旨すぎる。なんじゃコリャ。
聞くところによると、「納豆のタレには“タレはマズイが納豆の味を活かすタレ”と“タレはウマイが納豆の味は活かさないタレ”がある。」と、
「タレは調味料メーカーが造るもの。つまりカラシメーカーが調合するので味に深みがない。これがウマイ味でなおかつ納豆の味を活かすタレが無い理由。」
そこで、独自にそこもこだわって作られた物がこれほどの・・。
普段なら、いきなりホカホカの白いご飯に速攻かけて食べるのだが、納豆だけをまずは一口。・・・・・・はぁ?(驚)・・うそぉ?
・・・はじめに口に含むときの匂いが香ばしいような、何と言うか、違うのである。噛むほどに広がる豆の味。
そして、ご飯にダイブ。それを頬張る。「おおーっっっ!!」と思わず声を上げた。奥さんもチビも「どうしたの?」と聞くほどに。
大粒の豆は、どっしりと豊かな土の味。この匂いは匂いではなく、かぐわしい香り。奥行きのある、それでいて主張しすぎないタレの味。
この三位一体の奏でるシンフォニーを優しく包む卵。よかった・・おいしい卵買っといて・・・。そして、アクセントのひじきが食感を楽しませてくれる。
納豆を食べただけの副産物としては考えられないこの満足感は、そのどれが欠けてもありえない絶対的なリレーションがそこに存在するからこそ。

納豆好きの方どうぞお試しあれ。

奥野食品株式会社
三重の地納豆↓
http://www.nattouya.com

ちなみに、子供は正直です。せがむごとに与えたばかりに、最後の一口も無いと分かると、怒ってしまいました。納豆で、地団駄を踏まれても・・・

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http://www.sacra-jp.com/diary_frame.html


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